ランドセルを綺麗に保つ置き方は?NG例や収納のポイントも紹介!

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ランドセルを綺麗に保つ置き方は?NG例や収納のポイントも紹介!

お子さまが決めたお気に入りのランドセルは、6年間大事に使ってもらいたいですよね。ランドセルを綺麗に保つには、使い方や日常的なメンテナンスも大切ですが、置き方も重要です。置き方によってはキズやシワがついたり型崩れしたりします。では、どんな収納方法ならランドセルを綺麗に保てるのでしょうか?

 

この記事では、お子さまのランドセル置き場に悩んでいる親御さま向けに、正しいランドセルの置き方をはじめ、収納スペースを作る際のポイントを紹介します。きっと、お子さまに合った収納方法が見つかるはずです。

ランドセルを綺麗に保つ置き方は?NG例も紹介

ランドセルを綺麗に保つ置き方を4つ紹介します。合わせて、NG例も2つ紹介していますので、どんな部分に気をつけるのかチェックしましょう。

①背面を下にして置く(横置き)

背面を下にして置く横置きは、今回紹介する6つの置き方の中で、もっとも一般的な置き方です。

①のメリット・デメリット

横置きのメリットは、ランドセルの体勢をそのまま変えずに、教科書などの中身を出し入れできるところです。小学校でも机の上にひとまず置くときは、自然とこの置き方になります。また、小学校のロッカーも横置きです。そのため、子どもの習慣になりやすい置き方といえます。

 

ただし、横置きは肩ベルトに負担がかかりやすいため、肩ベルトの状態に気をつけて置きましょう。意識せずに置くと、肩ベルトの付け根が折れ曲がってしまいます。この置き方を続けると、付け根部分にシワが目立ち劣化しやすくなります。

 

横置きの場合、肩ベルトの付け根が立ち上がっていないタイプは、付け根を伸ばしてから置くようにしましょう。付け根が立ち上がっているタイプは、肩ベルトがまっすぐ平らになっていることを確認して置きます。

②縦に置く(縦置き)

縦置きは、ランドセルの全体像がわかりやすいため、パンフレットやランドセル売り場でよく見かける置き方です。

②のメリット・デメリット

縦置きは底部分しか接触しないため、出したり入れたりするときのキズや汚れのつきにくいところがメリットです。また、背負っている形のまま収納できるため、かぶせや肩ベルトが型崩れしません。

 

しかし、ランドセルは施錠部分が下になるタイプが多いため、そのままでは中身の出し入れができないところがデメリットです。持ち上げながら、もしくは一度横置きにして出し入れする必要があります。

 

施錠部分が机や棚に当たることで、キズがつきやすいところもデメリットです。バランスを崩すと倒れて、かぶせや肩ベルトに負担がかかる場合もあります。

 

ちなみにフィットちゃんランドセルは、錠前の取り付け位置を工夫することで縦置きでも倒れにくいのが特徴です。ランドセルを縦置きしたまま、スムーズに教科書の出し入れができます。

③肩ベルトをひっかける

ランドセルの背カンにあるフックや肩ベルトを、直接椅子の背もたれなどにひっかける方法もあります。

③のメリット・デメリット

椅子やスタンドにランドセルを背負わせるように置く方法は、ランドセル置き場のスペースを最小限にできるところがメリットです。椅子に背負わせる方法なら、置き場のスペースを確保する必要もありません。

 

ただし、長時間ひっかけたままだと肩ベルトやフックに負担がかかるため、かける時は中身をできるだけ抜いて軽くしておく必要があります。

 

フィットちゃんランドセルをはじめ、ランドセルにはフックのほかにも持ち手があります。しかし、このフックは移動の際に使う持ち手のため、長時間かけておくためのものではありません。収納には金属のフックを使用しましょう。

④ランドセル専用ラックを使う

ランドセル置き場として作られた、専用のラックやカラーボックスを使う方法もあります。

④のメリット・デメリット

ランドセルがぴったり収納でき、インテリアとしても映えるため人気の収納方法です。また、本棚や引き出しが一緒に設計されているものが多く、子ども部屋での使い勝手を考えられた設計になっています。

 

しかし、ある程度の設置スペースが必要であり、リビングなどに置く場合は場所をとるところがデメリットです。また、小学生用として設計されているため、中学生以降は使い道に困ることもあります。

⑤サイドを下にして置く【NG】

おすすめできない置き方のひとつは、硬くて丈夫に作られているマチを下にして置く方法です。

⑤のメリット・デメリット

中身を減らさなくても、マチが故障するほどの負担はかかりません。しかし、サイドフックがついた面を下に置くと、サイドフックが故障する可能性があります。また、マチ部分の変形につながる恐れがあるため、やはり中身は減らしておくほうが無難です。

⑥かぶせを下にしておく【NG】

中身の出入り口を覆っているかぶせを下に置く方法はおすすめできません。

⑥のメリット・デメリット

かぶせを下にして置く方法は、背中から下ろすだけのワンアクションのため、子どもにとっては楽な置き方です。しかし、ランドセルにとってはデメリットしかありません。

 

かぶせは本体に比べて柔らかくなっているため、下にするとランドセルが潰れたり、大きいキズがついたりする可能性が大いにあります。置き場所によっては、かぶせに置き跡やキズがついてしまう可能性もあります。

ランドセル収納のポイント

小学校入学の前にランドセルの置き場について検討したい親御さま向けに、ランドセル収納を考えるときのポイントを紹介します。

収納場所は子どもと相談する

ランドセルの収納場所は、お子さまとアイデアを出し合って決めましょう。置き場が定着しないのは、親御さまが置いて欲しい場所とお子さまがスムーズに置ける場所が異なることも原因のひとつです。どんな置き場所、置き方ならお子さまにとってめんどくさくならず、丁寧に毎日扱ってくれるかを聞いて決めましょう。

 

お子さまの成長やきょうだいがいるかいないかによっても、お子さまが扱いやすい置き方は変わります。ラックを使う場合は、低学年と高学年で使い勝手のいい高さが異なるため、高さ調整できるタイプがおすすめです。また、きょうだいでラックを共有する場合は、個々の収納スペースがあるほうが片付けやすくなります。

子どもの生活動線上に収納スペースを設置する

ランドセルの収納スペースは、お子さまの生活動線上に設置しましょう。帰ってきてすぐ遊びに行くお子さまなら玄関~リビングの動線上に、帰宅後すぐに宿題するお子さまなら、宿題をする動線上、リビングや子ども部屋への設置がおすすめです。

 

さらに、お子さまがストレスなく学校の準備や宿題ができるかも考えましょう。例えばランドセル置き場と教科書や用品置き場が離れていると、移動の手間が生じます。その場で明日の準備品をチェックできて、その場で対応できればストレスなく準備ができるでしょう。

収納スペースは少し広めに確保する

低学年の教材はまだ少ないですが、高学年になるにつれて量が増えます。ランドセルラックや棚を用意する場合は、増えていく教科書やその他の教材や荷物も収納できるサイズを考慮し、そのスペースを確保しておきましょう。

 

例えば絵の具セットや書道セットなどは、収納スペースがないと床置きしがちになります。保管スペースが確保できない場合は、Sフックに引っかけられるようにすると便利です。お子さまが簡単に置きやすいように工夫しましょう。

 

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まとめ

ランドセルは6年間使えるよう丈夫に作られています。しかし扱い方によっては、変形したり劣化が早まる可能性もあります。ランドセルを綺麗に保つ4つの方法を参考に、どの方法ならお子さまが扱いやすいかを家族で相談しながら決めましょう。

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