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ランドセル工場:中林隆治さん&浦田清邦さん vol.1
【“フィットちゃんランドセルのキーマン”に会いたい。】
こんにちは。ママ・ライターのazumiです。
ところでみなさん、ご存知でしょうか。
フィットちゃんランドセルの「フィットちゃん」とは、
実は「背カン」と呼ばれるランドセル金具の名称が語源なのです。
今回は、フィットちゃん背カンの開発に携わった
中林さん(写真真中)と浦田さん(写真右)にその開発秘話をお聞きします。
azumi:
中林さん、浦田さん、よろしくお願いします。
まずは背カンって何?というところから教えてください。
浦田さん:
背カンはランドセルの肩ベルトと本体をつなぐ部品です。
肩ベルトの付け根の部分についているコレです。
azumi:
ここが「フィットちゃん背カン」なんですね。他の背カンとどこが違うんですか?
浦田さん:
フィットちゃん背カンは、
肩ベルトの根元が25度以内の角度で立ち上がるように固定しているんです。
そうするとランドセルと背中が密着して肩にかかる負担が少なくてすむんです。
背中や腰に重さを分散させるんですね。
フィットちゃんのホームページで詳しく紹介しているので、ぜひ見てください。
>>詳しくはこちら
azumi:
肩ベルトを立ち上げているんですね。
そういえば昔のランドセルって、肩ベルトが垂れ下がっていたような。
中林さん:
そうですね。
今もそうした旧タイプの背カンを採用しているメーカーも一部ありますが、
やっぱり肩ベルトが立ち上がるタイプのものが背負いやすいと支持されています。
azumi:
フィットちゃん背カンって画期的な発明だったんですね。
そもそも背カンの開発に取り組もうということになったきっかけは何だったんですか?
中林さん:
当社は「子どもたちに喜ばれる通学カバンの提供」ということを
品質方針にしているので、
それなら世の中にない、子どもたちが背負いやすい
ランドセルをつくろうということになり、
まず背カンに着目したんです。
子どもたちに喜ばれる通学カバンをつくりたい―。
フィットちゃん背カンには、職人さんたちの熱い思いが込められているんですね。
次回は開発ストーリーを詳しくお聞きします!